🚕 第5回：利用手続きの流れ（介護タクシー編）

📞 予約方法（電話・ネット）

介護タクシーを利用するには、まず予約が必要です。

予約方法は主に「電話」と「インターネット」の2種類。

電話予約
　直接事業所に電話して日時・行先・利用人数を伝えます。
　「車椅子のまま乗りたい」「ストレッチャーが必要」「付添人も一緒に乗車する」など、細かい要望をその場で相談できるのがメリットです。特に初めての利用や、体調面で不安がある方にはおすすめの方法です。
インターネット予約
　ホームページや予約フォームから申し込む方法です。24時間受け付け可能な事業者もあり、時間を気にせず申し込めます。必要事項を入力し、折り返しの連絡を待つ流れになります。

通院や施設利用に合わせて予約する場合、直前だと予約が埋まってしまうこともあるため、できるだけ早めの申し込みが安心です。

介護タクシーをスムーズに利用するためには、事前準備が大切です。

また、「どんなサポートが必要か」を整理して伝えることも重要です。

たとえば、「乗車時に2人で支えてほしい」「酸素ボンベを持ち込む」など、具体的に伝えると当日の対応がスムーズになります。

介護タクシーの魅力は、通常のタクシーにはない 「ドアtoドアのサービス」 にあります。

お迎え
　ご自宅や施設の玄関までスタッフが伺い、車椅子やストレッチャーに乗ったまま安全に車両へ誘導。雨の日や段差のある場所でも安心です。
移動中
　運転はもちろん安全第一。揺れを最小限に抑え、体調に配慮しながら移動します。中には車内で会話をしながらリラックスできる雰囲気をつくってくれるドライバーもいます。
目的地到着
　病院や施設の入口まで付き添い、場合によっては受付や診察室前まで案内してくれることも。降車後のサポートがあるのは大きな安心です。